概観
昨日は、市場全体にとって非常に良い一日だったと思う。
各主要指数が上昇し、ダウは史上最高値を付けた。S&P 500も高値付近まで戻り、NASDAQは50日移動平均線に触れるところまで回復した。
ここから重要になるのは、フォロースルーデーが成立するかどうか。
今日のトレード
HPE
昨日はHPEを購入した。

買った位置は非常に良く、終値ベースでは約6%のクッションができている。含み益もあり、トレードの形としては非常に良い。
ただし、ポジションサイズは2.5%しか取れなかった。直近までのトレード成績が悪すぎたことが尾を引き、さすがにサイズが小さすぎたと思う。
これからは、もう少し大きなサイズでトレードしてもいいのではないかと考えている。
今年、デイトレードからスウィングトレードに切り替えて、一番の問題はポジションサイジングだった。
デイトレを一応5年(何もやらなかった期間も多いが)やってみて分かったのは、自分は大きなリスクを取るのが苦手だということだ。
これは破滅リスクを回避する意味では大きくプラスだし、今まで年間でマイナスになった年でも-8%に収まっていたという強みでもある。
しかしその代償として、どうしても必要な時にリスクを取るのを怖がっているところがある。
このゲームでは、ブレーキを踏むべきところでしっかり踏んで、アクセルを踏むところである種狂ったくらいに踏める人が大きな勝ちを得ていく。
もちろん、いきなり大きなレバレッジをかけたりする段階ではないものの、少しビビリ過ぎであることは自覚しているので、今後少しずつ大胆にアクセルを踏めるようになる必要があると思っている。
フォロースルーデー
フォロースルーデーの定義
冒頭でフォロースルーデー(Follow Through day:FTDと略されることが多い)という単語を出したが、これはIBDのウィリアム・オニールが考案した考え方である。
下落トレンドの中で、S&P 500またはNASDAQなどの主要指数が安値を付けた後、反発して引けた日を1日目として数える。
その後、この安値を終値で下回らない限り、日数のカウントを継続する。
4日目以降に、S&P 500またはNASDAQが前日よりも増加した出来高を伴って、大きく上昇した日がフォロースルーデーになる。
必要な上昇率は時代や資料によって異なり、以前は1%程度とされていたこともある。現時点では1.25%や1.5%など、さまざまな基準が使われている。
自分は比較的厳しく1.5%で見ることもあるが、1.25%を基準にしているトレーダーも多いため、そこまで強くこだわってはいない。
今回は、出来高が前日より増加したうえで、指数が+1.25%以上上昇することを一つの基準として見る。
フォロースルーデーの意味と限界
オニールの調査では、フォロースルーデーを伴わずに始まった強気相場は一つもないとされている。
最近の成功例としては、2023年11月の調整後の底から始まった上昇や、2026年4月8日にNASDAQが50日移動平均線を超えて上昇した日がフォロースルーデーになっていた。
NASDAQ指数:2023(黄色の矢印がFTDの成立日)

NASDAQ指数:2026

ただし、フォロースルーデーが発生したからといって、その後必ず上昇が続くわけではない。
その後に再び安値を下回り、フォロースルーデーが失敗に終わることも多い。
2022年には、厳しめの基準で見てもフォロースルーデーが何度も発生したが、弱気相場は回復せず、再び下落へ戻る例が多く見られた。
NASDAQ指数:2026

フォロースルーデーが成功した場合、その後はオニールやミネルヴィニのような成長株投資やモメンタムトレードにとって、良い環境になることが多い。
特にモメンタムトレーダーとしては、上昇相場の初期を狙いたいため、重要な指標の一つになる。とはいえ的中率は50%程度という検証結果もあるようなので、絶対的に信頼できるものではない。
今回のフォロースルーデー候補
早ければ、8月4日火曜日にフォロースルーデーが成立する可能性がある。これは必ず確認する必要があると思う。
ただ、個人的にはすぐにフォロースルーデーが成立するよりも、まず1日程度タイトな値動きを作ってほしい。
市場や個別銘柄がタイトなインサイドデーを作り、その後にフォロースルーデーが成立するほうが、トレーダーにとっては形が良いが、これは自分の願望にすぎないため、実際の値動きを見ていく。
翌日の候補
HPE
現在保有しているHPEは、ポジションサイズが2.5%しかなく、かなり物足りない。
理想的には、寄り付き後にモーニング・ウォッシュアウトが起こり、その後にVWAPリクレイムや620 setupが成立したところで追加したい。
多少高い位置になることは仕方がないが、良い形が出ればポジションを増やすことを考えている。
DELL
HPEとほぼセットで見ているのがDELLになる。
前日の値動きが大きかったため、現時点で明確に固いセットアップがあるわけではない。
ただし、モーニング・ウォッシュアウトから反発する形になれば、HPEと同じように小さいサイズから購入するのは悪くないと思う。
ここからは、何度かエントリーを試す必要がある可能性もある。

FTNT
ソフトウェアやサイバーセキュリティでは、CRWD、PANW、SNOW、DDOGなどを見ている。
ただし、DDOGは決算まであと3日しかないため、現時点では買えない。
ほかのサイバーセキュリティ銘柄についても、すでに少し上昇しており、今から入るには遅かったと感じる。もう少し戻ってくるのを待たなければ、すぐには買えない。
その中で、FTNTは前日に非常にタイトなレンジを形成している。
前日の高値を上抜けたところで買うのは、良い候補になると思う。

CSCO
CSCOはネットワーク機器を扱う一方で、サイバーセキュリティにも関係するため、分類が少し難しい。
チャートではかなりタイトなエリアを形成しており、見た目はダブルボトムのような形になっている。
5月の決算ギャップアップ後に付けた安値を一時的に下回った後、再びその水準を回復した。
現時点では、Low Cheatまたはチートエリアを形成しているように見える。
前日の高値を超えたところで買っても問題ないと思う。個人的には、少し早めに入る形の方が好みだ。

現在の注目候補
翌日の主な候補は、次の4つになる。
- HPEへの追加
- DELLの新規購入
- FTNTの新規購入
- CSCOの新規購入
フォロースルーデーが成立し、サイバーセキュリティ分野にももう少しタイトなエリアが形成されれば、その分野を追加するのがポートフォリオのバランスとしても良いと思う。
現在のスタンス
ここからは、少し臨戦態勢へ移行する必要がある。
ここ数週間は、何もしないほうがいいと思えるほどの環境だった。
しかし、昨日の市場の動きを見る限り、さすがに少し体を起こし、トレードできる準備を始めるべき段階に入ったと思う。