トレード振り返り 2026/07/30|刺激的でつまらない

概観

昨日は非常に面白い市場だったが、自分がやることはなかったと思う。

これまで売られすぎていたメモリ、半導体、クリーンエネルギー、AIデータセンター、ビットコインマイナーなどが一斉に反発した。ドローンやゲノミクスも反発していたが、中心になっていたのはメモリとビットコインマイナーだった。

一方で、自分はこのような高ボラティリティ環境で動く形のトレードをしていない。面白い市場ではあったものの、基本的にはただ見守るしかなかった。

市場で目立った反発

ビットコインマイナー・AIデータセンター

ビットコインマイナーETFのWGMIは+22.10%となった。

WGMI

個別銘柄も非常に大きく上昇した。

  • IREN:+30.54%
  • CIFR:+28.07%
  • NBIS:+27.13%
  • HUT:+22.78%
  • CRWV:+21.51%

メモリ・ストレージ

メモリやストレージ関連も大幅に反発した。

DRAM (+16.70%)

  • SanDisk:+25.99%
  • MU:+18.36%
  • SK hynix:+17.52%
  • WDC:+15.37%
  • STX:+11.41%

非常に激しい反発だった。

為替介入

米国市場が開いたタイミングでは為替介入も入り、ドル円は164円に近づいていたところから、一時157円台まで急落した。

現時点では160円前後まで戻っている。

株式市場だけでなく、為替も含めて非常に動きの大きい一日だった。

メモリの反発を見送った理由

メモリの反発については、これは取れなかったと思う。

MUは一昨日の29日にオーバーソールド・バウンスを2回試していた。しかし、今回の反発を実際に取ろうとすると、アフターマーケットかプレマーケットで買う必要があったように思う。

市場が始まってから買うこともできたが、最も早く入るにはアフターかプレで買う必要があった。

ただし、今回はカウンタートレンドのトレードだった。アフターマーケットやプレマーケットでは損切りの逆指値が使えず、通常の取引時間より流動性も低くなる。

MUに限らず、SanDiskなどの半導体やメモリ銘柄も同じだった。そのため、プレーとしてはかなりリスクが高かったと思う。

後からチャートを見ると、逃したと感じるかもしれない。ただ、個人的には特に気にならない。

反発後のショート候補

一方で、MUが20日移動平均線や50日移動平均線まで反発した場合は、そこでのショートを少し考えている。

移動平均線に当たったところからのショートのほうが、リスクリワードは高い可能性がある。

実際にやるかどうかも含めて、今後の値動き次第になる。

今回の反発をどう見るか

今回の動きが、本格的なロケットラリーへ発展する可能性も残っている。

ただし、個人的にはその可能性をあまり高く見ていない。理由は、4月の上昇とは意味が大きく異なるためだ。

4月の上昇との違い

4月のSanDiskやMUは、タイトなエリアでベースを作り、そこから上放れていた。

一方、今回はMUの場合、天井から約41%下落した後に、一日で約18%反発している。値動きの意味は全く異なる。

4月の上昇では、トランプ関税や戦争などの市場要因によって抑えられていた株価が、その要因がある程度取り除かれたことで上昇した。

上昇前にはきちんと値固めも起きていた。機関投資家による買い集めが起こり、タイトなレンジで推移した後のベースからの上放れだった。

新高値と上値の売り圧力

4月のMUやSanDiskは、ベースをブレイクアウトした後に新高値となった。

新高値であれば、基本的にその時点で含み損を抱えている人はいない。以前から買っていた人は、株価の上昇とともに利益が増えていく。

今回は、6月25日付近で天井を付けた後に大きく下落している。天井付近では投資がかなり過熱しており、レバレッジをかけて買っていた人もいたと思う。

そのため、大量の含み損や潜在的な売り(オーバーヘッドサプライ)が残っている可能性がある。

仮にここから上昇しても、買値まで戻ったところでブレイクイーブンで売りたい人や、少しでも上昇したら損失を抑えるために売りたい人がいる。

新高値を更新し、保有者の多くが利益を得ていた前回とは状況が異なる。上値にはさまざまな売り圧力が残っている。

前回は過熱状態の中で、さらにレバレッジをかけた買いが入り、上昇が加速した面もあった。

今回は一度大きく下落したことで、心理的にも再びレバレッジをかけにくい状況になっている。

そのため、前回のような一直線のロックアウトラリーがここから続くとは考えにくい。

予測ではなく値動きに反応する

もちろん、予測自体に大きな意味はない。

半導体やメモリがここから本当に新高値を取り戻す可能性もある。その場合は、実際の値動きに反応するしかない。

自分には、今回の動きはどうしてもオーバーソールド・バウンスに見えるが、自分の見方が絶対に正しいとは考えず、今後のメモリや半導体の動きを確認していく。

ソフトウェアとサイバーセキュリティ

DDOGは昨日から今日にかけて非常に良い動きをしていた。ただし、決算が近いため、手を出しにくい位置にある。

サイバーセキュリティ(PANW、CRWDなど)は、DDOGやSNOWなどのソフトウェア銘柄と比べると弱い。

SNOWも、形としてはタイトなベースから非常に良いブレイクアウトをしている。

ただし、現在の市場でブレイクアウトを買うことは、リスクリワードの観点から危険だと考えている。そのため、基本的には見送る予定。

現在のスタンス

現時点で手を出せる可能性があるとすれば、ある程度値固めが起きているHPEやDELLを、少額で試し買いする程度だと思う。

ただし、ここで本格的に資金を投入するのは危険だと考えている。

来週まで待ってから判断しても、全く遅くない。

現時点では100%キャッシュであり、特に不快に感じることもなく、快適に過ごせている。

-デイリートレードジャーナル