概観
今日はMUでオーバーソールド・バウンスを2回試したが、どちらも当日のストップにかかり、損切りで終わった。
FOMC後は主要指数だけでなく、これまで比較的強かった均等加重指数にも下落が広がった。市場内部の指標も悪化しており、現時点では基本的に休むモードでいいと考えている。
今日のトレード
MU
メモリ株の中からMUを選び、オーバーソールド・バウンスを狙って2回エントリーした。
どちらもエントリーから数十分から1時間以内に、当日設定していたストップにかかり、損切りとなった。
2回を合わせたポートフォリオへの影響は約-0.15%だった。大きなダメージではない。
ただし、現在の下落の強さを考えると、オーバーソールド・バウンスやカウンタートレンドを仕掛けるのは、まだ難しいのかもしれない。
カウンタートレンドは難易度が高く、個人的にはブレイクアウトのほうが圧倒的に簡単だと感じる。今回は練習の意味も含めて試したが、次に行うとしてもポジションサイズは非常に小さくする。今よりさらに小さくする可能性もある。

SanDiskは100ドルのラウンドナンバー付近にあり、MUも5月26日前後にブレイクしたピボット付近まで戻っていた。
どちらも反発が起きてもおかしくない場所ではあった。
しかし、昨日は市場全体の下落圧力と、銘柄自体の売り手の強さが上回った。
FOMC後の市場
昨日はFOMCがあり、金利は据え置かれた。
一方で、9月の利上げ予想は約60%まで高まっていた。会見での発言なども受けて、指数だけでなく市場全体に下落が広がった。
NASDAQ、S&P 500、ダウはいずれも比較的大きく下落した。
これまで強かったNASDAQ 100の均等加重ETFであるQQQEや、S&P 500の均等加重ETFであるRSPも、順当に下落している。
VIXも終値ベースで久しぶりに20を超えた。
なお、RSPのような均等加重指数が主導するマーケットは、基本的に成長株投資にとって良い環境ではない。
RSPとQQQのチャートを比較すると、値動きが大きく異なっていることが分かる。
RSP

QQQ

自分たちのようなモメンタム株や成長株を扱うトレーダーにとっては、QQQのような指数が強く上昇しなければ、良い機会にはなかなか恵まれない。
市場内部の悪化
市場全体の指標も悪化している。
- +4%銘柄と-4%銘柄の比較では、上昇側の比率が18%
- アップボリューム対ダウンボリュームは30%
市場内部を見ても、ロングを積極的に行いたい状況ではない。
メガキャップの状況
主要なメガキャップの中で、10日、21日、50日、200日移動平均線のすべてより上にあるのは、現時点ではAAPLだけだった。
ただし、AAPLは今日の引け後に決算を控えており、その後の動きは分からない。
MSFTは決算内容が好感され、アフターマーケットでは上昇している。ただし、現時点でも下降中の200日移動平均線より下にいる。
主要なメガキャップも全体的に弱く、ロングをしたいとは全く思わない。そもそも、現時点ではセットアップ自体がほとんどない。
相対的に強かった銘柄
昨日の中で相対的に強かったのは、ソフトウェアの一部だった。
特にDDOGやSNOWは強かった。
DDOG

SNOW

ただし、ソフトウェア全体が強かったわけではない。CRWDやPANWを含むサイバーセキュリティ全体としても、それほど強い動きではなく、サイバーセキュリティETFのHACKも下落した。
HACK

ソフトウェアETFのIGVも一時的には上昇したが、FOMC通過後には下落した。

現在のボラティリティの中では、相対的に強い銘柄に無理に粘らないほうがいいと考えている。
下落トレンド中のRelative Strength(相対的強さ)は、ブレイクアウト後にリバーサルを生む可能性が高く、危険だ。
あくまで、相対的に耐えている銘柄を観察して、マーケットが反転したときの第一候補として備えておくに留めるのが最善。
オーバーソールド・バウンスとショート
ここからオーバーソールド・バウンスが起こる可能性はある。
売られすぎに対する反発は強くなることがあり、数日間連続して大きく上昇する場合もある。
ただし、しっかりとした底固めやベースができておらず、完全なキャピチュレーションに至る前の一時的な反発は、罠になる可能性も高い。
オーバーソールド・バウンスそのものをロングで狙うよりも、反発で上昇してきたところを待ち、下降中の移動平均線にぶつかった場面でショートを狙うほうがいいかもしれない。
銘柄によって20日移動平均線や50日移動平均線など、抵抗になる場所は異なる。その水準まで反発した後にショートできる銘柄を探すほうが、確度も高く、リスク管理の面でも圧倒的にやりやすいと考えている。
オーバーソールド・バウンス自体を狙うのは難しい。
現在のスタンス
今は資産を減らさないことを最優先にする。
とにかくお金を減らさないことを一番大事に考えれば、何もしないくらいでちょうどいい。今の環境では、何もしないこと自体が重要だと思う。
Rule No.1: Never lose money. Rule No.2: Never forget Rule No.1.
ーWarren Buffett