週間トレード振り返り 2026/08/22|インバース-ジム・クレーマー

概観

8月17日から21日の週は、ざっくり言えばAI関連への投資が残念な動きになり、その一方でビットコイン、ゴールド、素材・マテリアルなどへ資金が流れた週だった。

これまで自分が見ていたAI関連やテック系のリーダーが崩れる一方で、今まであまり見ていなかったアセットやグループに強い動きが出てきた。

ビットコイン

週末にかけてビットコインが急騰した。

IBITを参照すると、今週だけで+22.59%上昇している。

日本ではIBITを取り扱っておらず、ビットコインを買うなら基本的には現物になると思う。現物で細かく売買するのはあまりやりたくなかったため、ビットコインについてはほとんど見ていなかった。

自分が今回買えなかったこと自体は仕方がない。

ただ、改めて週足を見ると、直前の4週間はかなり素晴らしいタイトさだった。

4週間の値幅は約7%で、出来高もかなりドライアップしていた。他の期間と比べても、ここまでタイトになった場面はほとんどなかった。

IBIT (Weekly)

その状態から、これまでとは明らかに違うレベルの出来高を伴って大きく上昇したため、高い確率でCharacter Changeが起こったと見てもいいのではないかと思う。

ただし、今から追いかけてビットコインを買うつもりはない。現在の日本の環境では、自分のやり方で短期トレードするのは難しいため、長期保有以外では基本的に買わないと思う。

Jim Cramerが今月上旬あたりにビットコインを売ったという話や、MSTRが大量にビットコインを売却したという報道もあったので、そうしたニュースも何らかのサインだったのかもしれない。

ただ、このあたりは自分にとっては副次的な話だと思っている。

ゴールド・シルバーと金鉱株

ゴールドやシルバーも大きく流れが変わってきている。

ETFを週足で見ると、今年の初めに天井を付けてから一貫して見捨てられていたアセットだったが、今月の初め頃から少しステージが変わってきたように感じる。

今の環境では、ゴールドそのものよりも金鉱株などのマイナーを見たほうがいいのではないかと思っている。

ただし、直近ではすでにかなり伸びていて、今から買える形ではない。

ゴールドマイナーのETFであるGDXも複数回ギャップアップしており、むしろ短期的にはショートの機会にすら見える。ただ、自分が使っている証券会社ではショートできないうえ、そもそもこのような形でショートを狙うつもりもない。

少なくとも、今から新規で手を出す位置ではないと思う。

GDX (Weekly)

FCX

カッパー(銅)関連では、FCXが非常に良い形でブレイクアウトしている。

米国株でカッパーをトレードするのであれば、流動性なども考えると、自分の中ではFCXがかなり有力な候補になる。

週足で見ると約29週のベースからの上放れで、出来高もしっかり伴っており、非常に良い形。

FCX(Weekly)

ここから2〜3日、Orderlyなプルバックが続いて元のピボット付近まで戻ってくるか、あるいは少し上昇したところでBull Flagを作るようであれば狙うのはありだと思う。

今回のギャップアップでは、事前にエントリーしていない限り、自分には買える方法がなかったため保有していない。

ただ、ゴールドや金鉱株と比べれば、FCXのほうが現在の位置から買いポイントは近いと思っている。

現在のポジション

DELL

自分が保有しているDELLは、残念ながらブレイクアウト失敗に近い形になってしまった。

決算も近いため、それまでに十分なクッションを作れるかというと、かなり疑問がある。

DELLについては、50日移動平均線に加えて、大きく下落した8月19日の安値を一つの基準として見ている。

この安値を割った場合は、間違いなくストップアウトして売却する。

現時点から買い増す予定はない。

DELL(Daily)

HPE

HPEも同様に、かなり残念な形になった。

こちらは8月15日の安値を一つの目安として見ている。

決算が近いこともあり、基本的にはこの安値を割ったら売却することを考えている。

HPEについても、ここから買い増す予定はない。

HPE (Daily)

来週の注目銘柄

OSCR

来週すぐに買える可能性がある銘柄として、まずOscar Healthを見ている。

医療保険なので、現在資金が流れているメディカルの中心分野とは少し違い、どちらかといえばInsuranceになると思う。

8月の決算でギャップダウンした後、すぐに盛り返して20日移動平均線まで戻った。その後はドリフトしながら再び20日移動平均線付近まで下落し、現在はタイトになってきている。

ここから上放れすれば、まだ新高値ではないものの、約7週のベースからのブレイクアウトという形になる。

FROG

ソフトウェアではFROGを見ている。

現時点で最も強いソフトウェア銘柄はPLTRだと思っているが、PLTRは50日移動平均線からかなり離れている。

個人的には、もう少し落ち着いて休息期間を作ってからブレイクアウトする形のほうが好みだ。

その点ではFROGは十分な休息期間があった。

本来であれば、金曜日の50日移動平均線からの反発を狙うのが一番自分の好みだったと思う。

ここからはDowntrend Lineを突破し、そのまま新高値へ向かう動きを狙う形になる。

FROG (Daily)

AFRM

AFRMも週足でかなり良い形のベースを形成している。

ただし、決算が27日に控えているため、事前に買うよりも、決算をきっかけにCharacter Changeが起こった場合に乗る形にしたい。

来週のスタンス

現時点では、個人的にEasy Dollarな環境だとは思っていない。

AI関連やこれまでのテック系リーダーが弱くなる一方で、ビットコイン、ゴールド、素材、ヘルスケアなど、資金の向かう場所が変わっている。

そのため、これまで見ていた分野だけにこだわらず、強いところを確認していく必要があると思う。

ただし、今は無理に一気にポジションを増やす場面でもない。

自分のトレードがうまくいったら、なるべく早くストップを引き上げてリスクを消し、そのうえで少しずつポジションを積み上げていく。

今のところは、それを地道に繰り返していくしかないと思っている。

-ウィークリートレードジャーナル