トレード振り返り 2026/07/27|どこまで落ちるか半導体

概観

寄り前には小幅なギャップアップが見込まれていたが、実際には寄り付き後からほとんどの銘柄が大きく下落した。引けにかけて少し回復したものの、全体としては弱い動きで終わった。

QQQなどの出来高自体はそこまで大きくなかったが、直近は下落日の出来高のほうが大きい。ディストリビューションデーが続いているという認識で見ている。

今日のトレード

今日は新規購入はなかった。

FTNT

唯一保有していたFTNTを売却し、最終的に+1.0Rで利益確定した。

この日に売らなくてもよかったが、7月29日のアフターマーケットに決算を控えており、どちらにしても決算前には売却する必要があった。

この日の値動きも寄り付きから3.23%下落していた。サイバーセキュリティ全体のチャートはまだ崩れていないが、これ以上保有するメリットもそれほど大きくないと考え、いったん利益確定した。

ほとんどブレイクイーブンで売ったような感覚だが、最終的な損益は+3.23%だった。これをマイナスで終わらせなかった点は、比較的よかったと思う。

市場で目立った動き

半導体

主要な半導体銘柄、特によくチェックしていた半導体やAI関連銘柄が大きく売られた。

中国で政府主導の半導体製造装置会社が出てきたという報道があり、直接の競合になると見られたASMLは-5.80%となった。

ASMLは現時点までタイトなベースを形成しており、次にマーケットが良くなったときに買うヒットリスト候補だった。しかし、ベースから大きくブレイクダウンしたため、いったんリストから外す。

今後の動きによっては、再びウォッチリストへ戻す可能性はある。

AMDも-5%以上下落しており、半導体関連は非常に厳しい動きが続いている。

半導体ETFのSMHも、終値ベースでは直近で最も悪い位置にある。5月20日に付けた水準を下回って引けた。

AIサーバー

現時点ですぐに買いたい候補は、ほとんどない。

その中では、DELLやHPEなどのサーバー関連が、半導体銘柄と比べればまだ見られる動きをしている。この日の引けが特別強かったわけではないが、現時点ではトップリストに入る銘柄だと考えている。

DELL

HPE

ビットコインマイナー・AIデータセンター

HUT、IREN、CIFRなどのビットコインマイナーやAIデータセンター関連も軒並み下落した。

WGMI

こちらは下落トレンドの中で、さらにチョッピーな動きが続いているという印象がある。

サイバーセキュリティ

サイバーセキュリティのポジションはすべて売却したが、グループ全体のチャートが完全に崩れたわけではない。

HACK

DDOGは、サイバーセキュリティに分類するには少し微妙な立ち位置ではあるものの、自分の中ではサイバーセキュリティ銘柄として見ている。

この日は赤い日足バーになったが、前日比では+2.03%で引けており、それほど悪い動きではなかった。完全には崩れていないため、引き続きリストには残している。

ただし、直近ですぐにエントリーできる状況ではなく、引き続き静観していく。

金融

S&Pの金融セクターETFであるXLFは、価格がすべての移動平均線より上にある。

IBKRやHOODは少し弱くなったが、JPM、GS、MSなどは悪くない動きをしている。金融セクターが強いことから、資金が米国市場全体から完全に抜けているわけではないと感じている。

ただし、自分がモメンタムトレードで狙うのは、主にグロース分野、特にテクノロジー系の銘柄になる。

HOODなどは別として、比較的保守的な金融銘柄は、これまでの分析ではリスクリワードがそれほど良くないと考えているため、積極的には狙わない。

現在のポートフォリオとスタンス

FTNTを売却したことで、保有ポジションはなくなった。

現時点ですぐに買いたい候補はほとんどなく、引き続き静観する。

トレード中の心理

チャートの色と反射的な判断

今後は、心理的な面についてもジャーナルに記録していきたい。

フォローしているトレーダーの@NickSchmidtは、トレード画面のチャートを白黒で表示している。

視覚情報として緑を見ると追いかけたくなり、赤を見るとパニックになりやすくなる反応を避けることが、理由の一つらしい。ビジュアルや美学的な理由もあるとのことだった。

この日の寄り付きから30分以内は、サイバーセキュリティ銘柄が比較的良い動きをしていた。直近では久しぶりに前日高値を超える動きもあり、プルバックのセットアップとしてありなのではないかと少し考えた。

実際には購入しなかった。

現在の市場環境や直近の自分のトレード成績を考えると、ポジションサイズを下げたとしても、買うに値する状況ではないと判断した。

完全になしと言い切れるセットアップではなかったことが重要だった。

最初から今日は絶対に買わないと決め、トレード画面自体を見なければ避けるのは簡単だ。しかし、日中足、特に5分足を見ていると、「完全になしではないセットアップ」は大量に出てくる。

その中で、いかに余計なトレードを避けるかが、長い目で見ると重要になる。

メンタルキャピタルとsit-out power

余計なトレードを避けることは、資本を守るだけではなく、メンタルキャピタルを守ることにもつながる。

非常に良いマーケットであれば、少し甘いセットアップや買いでも、結果的にうまくいくことは多い。しかし、現在の環境では難しい。

チョッピーで、ギャップアップやギャップダウンが多いマーケットでは、それほど損をしないと思って入っても、想定以上の損失になることがある。

小さいポジションサイズであれば資本面への影響は抑えられるかもしれないが、心理的には必要以上の恐怖を植え付けてしまう可能性がある。

今は、俗に言うsit-out power、座って待つ力を鍛えるという意味でも、安易に手を出さないことが重要だと思う。

自分はチャートを白黒にしたいとは思わないため、その方法は使わない。

その代わり、自分の中で脊髄反射のような感覚が出そうになったときに、まずそれに気づくことが大切だと思う。そのうえで、一呼吸置くようにしたい。

-デイリートレードジャーナル