トレード振り返り 2026/07/20|強弱の順番

概観

本日は寄り付きが比較的強かった一方、引けにかけて売られる弱い値動きとなった。

一般的に、寄り付きは個人投資家、引けは機関投資家の売買が反映されやすいとされる。その観点では、寄り付き後に強さを失い、安値圏で引ける動きは市場にとって好ましくない。

上昇銘柄の割合も31%にとどまり、約70%の銘柄が始値を下回って終了した。市場内部を見る限り、午後に買いが広がる環境はまだ整っていない。

ビットコイン・マイナーやAIデータセンター関連には大きな反発が見られたが、日足のトレンドは依然として弱い。サイバーセキュリティは軟調だったものの、他のグループと比較すればチャートの崩れは限定的だった。

今日のトレード

本日は新規購入、売却ともになし。

現在の市場には、自分のリスク・リワード条件を満たす明確なセットアップがないと判断し、ポジションを動かさなかった。

市場の温度を確かめる目的で小さな試し買いを検討する余地はあるものの、現時点で無理に市場へ参加する必要はない。

寄り付きと引けの弱さ

本日は寄り付き直後には指数がやや強かったが、その後は引けにかけて下落した。

理想的な反転局面では、寄り付きの売りを吸収した後、引けにかけて買いが強まることが多い。本日はその逆であり、朝の強さを維持できなかった。

この値動きからは、短期的な買い手は存在しても、機関投資家が引けまで積極的にポジションを構築している様子は確認できなかった。

マーケット・ブレッドス

本日の上昇銘柄比率は31%。

約70%の銘柄が始値より安く引けており、日中の値動きも広く弱かった。

指数だけを見れば下落が限定的に見える場合でも、個別株の多くが寄り付き後に売られている。現時点では、指数の見た目以上に市場内部は弱いと判断している。

バイオ・ヘルスケア

直近ではバイオが比較的強いグループの一つだったが、本日は弱い動きとなった。

  • IBB:-1.70%
  • GH:約-5%
  • その他のバイオ関連銘柄:約-2.7%

ここ最近のバイオ株の上昇は、新しい持続的なリーダーシップというより、短期的なローテーションによる資金流入だった可能性がある。

強いグループとして定着するには、ETFだけでなく、複数の個別株が高値を維持し、押し目後に再び上昇する必要がある。

ビットコイン・マイナー、AIデータセンター

本日最も強かったのは、ビットコイン・マイナーおよびAIデータセンター関連だった。

  • WGMI:+10.78%
  • IREN:+19.57%

個別銘柄には非常に大きな反発が見られた。

ただし、日足チャートは中長期的に大きく崩れている。今回の上昇だけでは、持続的な上昇トレンドへの転換とは判断できない。

現在の自分の型は、弱いチャートの底値を拾うことではない。そのため、大幅上昇していても買い候補にはしない。

サイバーセキュリティ

サイバーセキュリティ株も、本日は全体的に軟調だった。

保有しているFTNTとPANWも下落したが、現時点ではチャートが明確に崩れたわけではない。

今すぐ大きな上昇が期待できる状態ではないものの、他の主要グループと比較すると、サイバーセキュリティは依然として相対的に強い。

DDOG

市場の温度を確かめる目的で小さく試すのであれば、DDOGが候補の一つ。

7月17日には、ブレイクアウト後初めて20日移動平均線へ触れ、すぐに反発した。リスク・リワードの観点では悪くない位置だった。

ただし、すでにその反発は発生している。今後買う場合は、単に20日移動平均線付近にあることではなく、新しい反発起点が必要になる。

CRWD

CRWDも押し目候補。

最も良い買い場は、20日移動平均線へ押した7月13日だったと考えている。現在はそこから一度上昇しており、改めて買うには次のコンソリデーションや反発セットアップを待つ必要がある。

DDOG、CRWDのどちらを取る場合も、現在の市場環境ではポジションサイズを相当小さくする。

望ましい市場シナリオ

個人的には、現在のチョッピーな下落が続くよりも、一度大きなギャップダウンと出来高を伴う売りが発生してほしいと考えている。

QQQは高値から約8%下落しているが、現時点では明確な投げ売りではなく、レンジ内を行き来している状態。

このような市場では、以下の流れに陥りやすい。

  • 上昇しそうに見えて買う
  • 反発が失敗する
  • 小さな損切りを繰り返す

例として、2024年7月から8月にかけては、QQQに複数回の大きなギャップダウンが発生し、分かりやすい売られすぎの局面が形成された。

同様に、出来高を伴う大幅下落が起きた場合には、その中でもベースを維持する銘柄や、強く反発する銘柄を次のリーダー候補として監視したい。

ただし、大幅下落が発生した当日にすぐ買うのではなく、その後の反発とセットアップ形成を確認する。

6月以降の反省

現在のチョッピーな環境は、6月初旬ごろから始まっていたと考えている。

自分の場合、4月からの約2か月間が非常に良い市場だったため、「まだ上昇相場が続く」という積極的なバイアスが残っていた。

その結果、6月は新規エントリーで損失を重ねた。

一方、弱い市場が長く続くと、今度は過度に消極的なバイアスが形成される危険がある。

次の上昇相場で出遅れないためには、指数だけでなく個別株の動きを観察し続ける必要がある。完全に市場から離れるのではなく、条件が改善した場面では小さな試し買いを行い、実際の反応を確認するのが最適だと思う。

現在のスタンス

現時点では、防御姿勢の継続が優先事項。

新規トレードは原則として行わず、市場の状態を確認するために試す場合も、DDOGやCRWDのような相対的に強いグループの押し目に限定する。

次の上昇相場で有利に立つために、現在行うべきことは無理に利益を出すことではなく、以下の変化を継続的に観察すること。

  • 大幅下落時に耐える銘柄
  • 強い反発を見せる銘柄
  • ベースを崩さない銘柄
  • 複数銘柄で同時に機能する反発セットアップ
  • 引けにかけて強くなる市場への変化

トレードがない日でも記録を継続し、市場を観察し続けること自体が重要な仕事となる。

-デイリートレードジャーナル